承認されてから愛用され続けているED治療薬

1990年代にシルデナフィルを主成分とした勃起不全治療薬がアメリカで使われ、全世界を席巻しました。
この時はこの薬はまだ医療機関で処方されるスタイルにはなっておらず、今のように承認されていなかったのです。
バイアグラが医療機関で処方されるようになったのは、イギリスの会社が製造、販売を手がけるようになり、ようやく正式に承認されました。
クエン酸シルデナフィルがその正式名称ですが、この薬はED治療に関してはかなりの作用を持っているとのデータが出ています。
もともとこれは狭心症の薬として開発が進められていましたが、臨床試験の際に男性数人が返却しなかったことで、どうしてかと理由を尋ねた結果、勃起が続くことがわかりました。
それ以来、この薬はED治療薬としての作用がもっぱら研究されるようになり、安全性が高められて現在に至っています。
承認されてから今に至るまで愛用されているバイアグラは、メジャーなED治療薬としての地位を確保し続けています。
インドで開発されたこの薬のコピー薬などもありますが、やはり本家の人気には及びません。
それくらいこの薬の影響力は強く、誰もが欲する勃起力の回復作用が期待されていました。
確かにシルデナフィルは血管を緩める働きをする成分を分解する働きを持つ酵素を阻害し、血流量を増やして勃起を促す作用があるのです。
これは大量に服用すれば効果が大きくなることは確かですが、人間の体には限界値が設定されており、この薬は特に心臓に負担がかかるので、影響が少なくなるような分量が定められています。
現在日本ではこの薬は25mgと50mgしか販売されていません。
それは、世界的に使われている100mgのものは許可されていないからです。
勃起作用については医学的なメカニズムがあり、EDの人はなんらかの原因によって、勃起が阻害されているため、そこをどうにかしてやれば、勃起するのは簡単です。
性器の血流を増やすことができれば、勃起は正常になるでしょう。
それを可能にしているのがバイアグラで、ある意味画期的な薬だとわかります。
説明書にもありますが、この薬は副作用として顔が赤くなったり、ほてりが続き、動悸が激しくなるなど、かなりの影響が出るでしょう。
それは、体全体の血流量が増加するからです。
あまりにも副作用が大きすぎる場合は危険ですので、すぐに使用を中止し、医師の診察を受けましょう。
性行為の30分から一時間くらい前に飲むのがいいとされるのは、血流増加の作用が出るまでそれくらいかかることを示しています。
また、食事や飲酒などは薬の正常な働きを邪魔しますので、なるべく飲食は控えるべきでしょう。
ED治療薬と心臓疾患用の薬の相性が良くないのは良く知られていますが、その原因は、「まったく同じ作用が出る」ためです。
これは、体にダブルで負担がかかってしまうので、心臓が耐え切れなくなったり、血圧が急激に低下するなど、命に関わるケースがあります。

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